ニーチェの名言


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たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。

ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。

論争に応ずる場合には、双方にとっていちばん不愉快なやり口は、立腹して黙っていることである。というのは、攻撃者側は一般的に沈黙を軽蔑のしるしと考えるからである。

静かに横たわって、のんびりして、待っていること、辛抱すること。だが、それこそ、考えるということではないか!

表にはさながら悪意のごとく振舞う、気位の高い慈愛もある。

人生は常に頂上に近づくほど困難が増してくる。寒さは厳しくなり責任は重くなる。

真実の追求は、誰かが以前に信じていた全ての”真実”の疑いから始まる。

The search for truth begins with the doubt of all ‘truths’ in which one has previously believed.

恋愛感情の中には、いつも若干の狂気が潜んでいる。とは言っても、狂気の中にもまた、いつも若干の理性が潜んでいるものである。

There is always some madness in love. But there is also always some reason in madness.

毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。

ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。

いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす – これが人々の好むところである。

一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、いつも間違っているということを知っている。

 
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