キケロの名言


キケロの名言(2)

へつらいとは、悪徳の侍女なり。

キケロの名言

己自身に全面的に頼り、己自身のうちにすべてを所有するものが幸福にあらざるなどはありえず。

キケロの名言

顔は精神の門にして、その肖像なり。

キケロの名言

知恵を伴わなくても正義は大いに強力なものだが、正義を欠いた知恵はまったく通用しないであろう。

キケロの名言

勇気のない者は、賢いとはいえない。

キケロの名言

たとえ神とは何であるか知らなくても、神をあがめることを知らない民族ほど野蛮な民族はない。

キケロの名言

賢明な思考よりも、慎重な行動が重要である。

キケロの名言

最高位を望みながら、第二位どころか第三位に甘んじることは、決して不名誉なことではない。

キケロの名言

事故の原因は、事故そのものよりも興味深い。

キケロの名言

真の友情を官職とか国家の公務に従事する人々の間に見出すは最も困難なり。友の昇進を自己のそれよりも大切に思うごとき人物がいずこに見出しえるか。

キケロの名言

知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。

キケロの名言

黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。

キケロの名言

多様であることは歓びをもたらす。

キケロの名言

いかなる悪もつぼみのうちは容易に押しつぶせるも、成長するにつれてよりいっそう強くなる。

キケロの名言

確かな友は不確かな境遇の下で分かる。

キケロの名言

倹約は大いなる収入である。

キケロの名言

最も厳格なる法律は、最も悪しき害悪なり。

キケロの名言

心の真の医薬は哲学なり。

キケロの名言

ある種の兆しが、ある種の事件に先立つ。

キケロの名言

金銭に対する欲は避くべし。富を愛するほどに狭量かつ卑しき精神はなし。

キケロの名言

魂の病は身体のそれよりも危険であり、かつ怖ろしい。

キケロの名言

私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。このような人柄の人間は体が年をとっても心が老いることは決してない。

キケロの名言

書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる。

キケロの名言

第一に必要なのは大胆さ、第二に必要なのも大胆さ、第三に必要なのも大胆さだ。

キケロの名言

 
次ページへ続きます。
 

★「次ページへ」 ⇒