マキャベリの名言


マキャベリの名言(3)

良い進言から君主の深い思慮が生まれるのではなく、君主の深い思慮から良い進言が生まれるのである。

マキャベリの名言

戦争とは、君主の唯一の研究課題である。君主は平和を息継ぎの時間、軍事上の計画を立案して、実行に移す能力を身につける暇を与える時間とみなさなければならない。

War should be the only study of a prince. He should consider peace only as a breathing-time, which gives him leisure to contrive, and furnishes as ability to execute, military plans.

マキャベリの名言

軍備は何よりも優先される。

Before all else, be armed.

マキャベリの名言

中立の立場をとった場合、勝者にとっての敵となるばかりでなく、敗者からも助けてくれなかったという敵視を受けることとなる。

マキャベリの名言

太陽の下には、永遠なものは存在しない。運命の女神はその変化を楽しもうとし、人間はそれによって彼女の力を明らかに知るのである。

マキャベリの名言

政治は道徳とは無縁である。

Politics have no relation to morals.

マキャベリの名言

わたしは現状維持には興味がない。ひっくり返したいのだ。

I’m not interested in preserving the status quo; I want to overthrow it.

マキャベリの名言

ライオンは策略の罠から身を守れないし、キツネはオオカミから身を守ることができない。人間ならば、策略の罠を知り尽くすキツネのようであれ。またオオカミを威嚇するライオンでもあれ。

The lion cannot protect himself from traps, and the fox cannot defend himself from wolves. One must therefore be a fox to recognize traps, and a lion to frighten wolves.

マキャベリの名言

突然に地位なり何なりを受け継ぐことになってしまったものにとって、心すべき最大のことは、何よりもまず最初に、しかも直ちに、土台を固めることである。

マキャベリの名言

君主たる者、けちだという評判を恐れてはならない。

マキャベリの名言

敵に対する態度と味方に対する態度を、はっきり分けて示すことである。

マキャベリの名言

民衆というものは、善政に浴している限り、特に自由などを望みもしなければ、求めもしないものである。

マキャベリの名言

民衆への対処の仕方は、寛大な態度でのぞむか、それとも強圧的に対するかのどちらかでなくてはならない。

マキャベリの名言

われわれが常に心しておかねばならないことは、どうすればより実害が少なくて済むかということである。

マキャベリの名言

長期にわたって支配下に置かれ、その下で生きるのに慣れてしまった人民は、何かの偶然で転がり込んできた自由を手にしても、それを活用することができない。

マキャベリの名言

高慢な相手には、服従すれば勝てると考えるのは誤りである。

マキャベリの名言

民衆は無知ではあるが、真実を見抜く力はある。

Though the populace may be ignorant, it is capable of grasping the truth.

マキャベリの名言

いかなる種類の闘いといえども、あなた自身の弱体化につながりそうな闘いは、絶対にしてはならない。

マキャベリの名言

大衆の判断は、抽象的に説明されたときに間違う。

マキャベリの名言

名将と凡将との差は、作戦能力の優劣よりも、責任観念の強弱によることが多い。

マキャベリの名言

裏切り者を裏切るのは二重の喜びだ。

It is double pleasure to deceive the deceiver.

マキャベリの名言

およそ人の頭脳には三通りある。第一は自分で判断をつけるもの、第二は他人の考えがわかるもの。第三は自分でも判らず、他人の考えも判らぬもの。第一はもっとも優れ、第二も善く、第三は無能である。

There are three kinds of intelligence: one kind understands things for itself, the other appreciates what others can understand, the third understands neither for itself nor through others. This first kind is excellent, the second good, and the third kind useless.

マキャベリの名言

君主たるものは、才能ある人材を登用し、その功績に対しては、十分に報いることも知らねばならない。

マキャベリの名言

変革というものは、ひとつ起こると、必ずや次の変革を呼ぶようにできているものである。

マキャベリの名言

 
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