ルソーの名言(2)
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
ルソーの名言
最も教育された者とは、人生のよいことにも悪いことにも最もよく耐えられる者である。
ルソーの名言
過ちを犯すことは恥ずべきことではない。むしろその過ちがわかった後も、その過ちを改めようとしないで、繰り返すのは恥ずかしいことだ。
ルソーの名言
イギリスの人民は自由だと思っているが、それは大まちがいだ。彼らが自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人民は奴隷となり、無に帰してしまう。
ルソーの名言
人間をつくるのが理性であるとすれば、人間を導くのは感情である。
ルソーの名言
他人の好みにかなう妻より、自分の好みにかなう妻を求めよ。
ルソーの名言
一緒に泣くことほど、人の心を結びつけるものはない。
ルソーの名言
子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。
ルソーの名言
わたしは、真理のために受難するということほど偉大で美しいことを知らない。
ルソーの名言
下劣な人間は、偉大な人物のあることを決して信じない。
ルソーの名言
人間的自然の根本は、自分自らを愛することである。
ルソーの名言
無知は決して悪を生まない。危険な罪悪を生むのはただ誤謬の懸念である。
ルソーの名言
人は手に入れているものよりも期待するものを喜ぶ。
ルソーの名言
私たちは無知によって道に迷うことはない。自分が知っていると信じることによって迷うのだ。
ルソーの名言
苦しみを味わうことがない人間は、人間愛から生まれる感動も快い同情の喜びも知ることはあるまい。
ルソーの名言
他人を愛せよ。そうすれば彼らもまた、あなたがたを愛するだろう。彼らの役にたて、そうすれば彼らもあなたがたの役にたつであろう。
ルソーの名言
人生の最初の四分の一はその使い道もわからないうちに過ぎ去り、最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎて行く。しかもその間の期間の四分の三は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。人生は短い。
ルソーの名言
ある人の生き方が非合理だといって反対するのは手前勝手なでしゃばりではあるまいか。なぜなら、そのように言うことは、その人の信念確定の方法が自分のそれとは違う、ということを言っていることにすぎないからだ。
ルソーの名言
学問とはわずかな時の間に、数百千年の人類の経験を受け取ることである。
ルソーの名言
女性が男性を自由にするということは、それ自体は害悪ではない。これは女性が人類の幸福の為に自然から享けた賜物である。
ルソーの名言
我々は生まれると競技場に入り、死ぬとそこを去る。その競技用の車をいっそううまく操るすべを学んだとて何になろう。いまとなっては、ただどんなふうに退場したらよいかを考えればよいのだ。老人にもまだ勉強することがあるとすれば、ただひとつ、死ぬことを学ぶべきだ。
ルソーの名言
教育とは、機械を造る事ではなく、人間を創る事である。
ルソーの名言
金持ちでも貧乏人でも強い者でも弱い者でも、遊んで暮らしている市民はみんな詐欺師だ。
ルソーの名言
十歳では菓子に、二十歳では恋人に、三十歳では快楽に、四十歳では野心に、五十歳では貪欲に動かされる。人間はいつになったら、英知のみを追うようになるのだろうか。
ルソーの名言
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