ドストエフスキーの名言(3)
苦しみと悩みは、偉大な自覚と深い心情の持ち主にとって、常に必然的なものである。
Pain and suffering are always inevitable for a large intelligence and a deep heart.
ドストエフスキーの名言
コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない。
ドストエフスキーの名言
もちろん金は絶対的な力である。と同時に、平等の極致でもある。金の持つ偉大な力は、まさにそこにあるのだ。金はすべての不平等を平等にする。
ドストエフスキーの名言
感情は絶対的である。そのうちでも嫉妬はこの世で最も絶対的な感情である。
ドストエフスキーの名言
決して一か八かというきわどいところまで進んではいけない。それが夫婦生活の第一の秘訣である。
ドストエフスキーの名言
自分はこの目のまえに立っている犯罪者とまったくおなじような罪人である。いや、自分こそ、この目のまえに立っている。人間の犯罪に対し、だれよりもさきに重い罪があるのだと、みずから認識しないかぎり、この地上には犯罪者を裁くことのできる者は存在しないのだ。
ドストエフスキーの名言
人が子供を持つのは、たとえ自分は死んでも、子供たちが生涯自分の感情や考えを持ち続けてくれるからさ。
ドストエフスキーの名言
人間は従順な動物である。どんなことにも馴れてしまう存在である。
ドストエフスキーの名言
絶望のなかにも焼けつくように強烈な快感があるものだ。ことに自分の進退きわまったみじめな境遇を痛切に意識するときなどはなおさらである。
ドストエフスキーの名言
文明のおかげで人間がより残忍になったとはいえないとしても、前よりも残忍さが醜悪になったことは確かだろう。
ドストエフスキーの名言
利口な女と嫉妬深い女とは、おのおの異なった、まったく別個なものである。したがって、どんなに利口な女でも、同時に嫉妬深い女になることができる。
ドストエフスキーの名言
しだいに高くそびえてゆく建物を見る喜びは、たとえ今までのところ、その建物にわずか一粒の砂を運んだにすぎない人でも、必ずや心の渇きをいやしてくれるはずである。
ドストエフスキーの名言
よき時代は天から降ってくるものではなくて、わたしたちが自分でつくり出すものです。それはわたしたちの心の中にあるものなのですよ。
ドストエフスキーの名言
金こそは - 取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である。
ドストエフスキーの名言
謙虚な愛は、暴虐よりずっと効果の多い怖ろしい力である。
ドストエフスキーの名言
自分も生き、他人をも生かすようにする。
ドストエフスキーの名言
人は笑い方でわかる。知らない人に初めて会って、その笑顔が気持ちよかったら、それはいい人間と思ってさしつかえない。
ドストエフスキーの名言
人間は卑劣漢として生きることができないのみならず、卑劣漢として死ぬこともできない。人間は清らかに死なねばならない。
ドストエフスキーの名言
善い人とは、強い人たちのことではなく、誠実な人たちのことである。
ドストエフスキーの名言
僕は人類全体の苦痛の前に頭を下げたのだ。
ドストエフスキーの名言
理想主義者と現実主義者は、彼らが誠実で寛容でありさえすれば、その本質はおなじく、人類への愛であり、その対象はおなじく、人間であり、違っているのは、対象を表示する形式ばかりである。
ドストエフスキーの名言
そうだ、僕のまわりには小鳥だの、木々だの、草原だの、大空だのと、こんなにも神の栄光があふれていたのに、僕だけが恥辱の中で暮らし、一人であらゆるものを汚し、美にも栄光にも全く気づかずにいたのだ。
ドストエフスキーの名言
愛情に満ちあふれた心には、悲しみもまた多いものである。
ドストエフスキーの名言
金は鋳造された自由である。
ドストエフスキーの名言
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