徳川家康の名言(2)
人を知らんと欲せば、我が心の正直を基として、人の心底を能く察すべし。言と形とに迷ふべからず。
徳川家康の名言
最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄える。
徳川家康の名言
敵だというのも自制心を忘れた怒りである。
徳川家康の名言
人間は、健康でありすぎたり、得意すぎたりする時にも警戒を要するのだが、疲れたおりの消極性もまた厳に戒めなければならない。
徳川家康の名言
多くを与えねば働かぬ家臣は役に立たぬ。また、人間は豊かになりすぎると、結束が弱まり、我説を押し通す者が増えてくる。
徳川家康の名言
大将というものはな、家臣から敬われているようで、たえず落ち度を探されており、恐れられているようで侮られ、親しまれているようで疎んじられ、好かれているようで憎まれているものよ。
徳川家康の名言
最初に軽い者を遣わして埒があかないからといって、また重い者を遣わせば、初めに行った者は面目を失い、討ち死にをするほかはない。
徳川家康の名言
人生に大切なことは、五文字で言えば「上を見るな」。七文字で言えば「身のほどを知れ」。
徳川家康の名言
平氏を亡ぼす者は平氏なり。鎌倉を亡ぼす者は鎌倉なり。
徳川家康の名言
己を責めて、人を責むるな。
徳川家康の名言
われ志を得ざるとき忍耐この二字を守れり。われ志を得んとするとき大胆不敵この四字を守れり。われ志を得てのち油断大敵この四字を守れり。
徳川家康の名言
愚かなことを言う者があっても、最後まで聴いてやらねばならない。でなければ、聴くに値することを言う者までもが、発言をしなくなる。
徳川家康の名言
大事を成し遂げようとするには本筋以外のことはすべて荒立てず、なるべく穏便にすますようにせよ。
徳川家康の名言
真らしき嘘はつくとも、嘘らしき真を語るべからず。
徳川家康の名言
怒ったときには、百雷の落ちるように怒れ。
徳川家康の名言
われ独り出頭して、一人して事を埒あけたがるように致す、これ大なる病なり。
徳川家康の名言
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