Stendhal
スタンダール
フランスの小説家。
社会批判と心理描写にすぐれ、近代リアリズム小説の先駆者とされる。代表作は『赤と黒』『パルムの僧院』『恋愛論』。
国: フランス(グルノーブル)
生: 1783年1月23日
没: 1842年3月23日(享年59)
【その生涯】 名言集へ行く
1783年1月23日、フランス南東部の都市グルノーブルに生まれる。本名はマリ=アンリ・ベール。
父は弁護士、母の実家も地元の名士であり、幼少期のスタンダールは何不自由なく暮らした。
しかし、スタンダールが7歳のときに母が死去。スタンダールは終生、異常なまでに母を偏愛し、父を激しく憎み続けた。
1799年、16歳のスタンダールは優秀な成績で理工科学校に入学。しかし、慣れないパリの生活でスタンダールはノイローゼになり、母方の祖父のアンリ・ガニョンの従兄弟のノエル・ダリュの家に引き取られる。
ダリュの息子が陸軍省事務次官をつとめていたことから、スタンダールはダリュの口利きで陸軍少尉に任官し、イタリア遠征に参加。
母方のガニョン家がイタリア系だったこともあり、スタンダールは遠征先のイタリアを気に入り、第二の故郷とみなすようになる。祖国フランスは父のイメージと重なるため、生涯好きになることはなかった。
1802年、スタンダールは19歳で軍を辞め、輸入問屋に勤務。しかし、大陸封鎖令によって海外貿易が途絶してしまう。
1806年、スタンダールはダリュを頼り、陸軍主計官補の仕事を得る。その後は官僚として出世し、27歳で帝室財務監査官に昇進。
しかし、ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)の没落により、スタンダールも没落。その後はフリーのジャーナリストとして活躍する。
1822年、スタンダールは39歳のときに『恋愛論』を発表。1830年、47歳で代表作『赤と黒』を発表している。
1842年3月23日、スタンダールはパリの街頭で脳出血で倒れ、59年の生涯を閉じた。
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スタンダール 名言集(英語&日本語)
スタンダールの名言(1)
天才の特徴は、凡人がひいたレールに自分の思想をのせないことだ。
One of the traits of genius is not to drag its thought through the rut worn by vulgar minds.
スタンダールの名言
恋が芽生えるには、ごく少量の希望があれば十分である。
A very small degree of hope is sufficient to cause the birth of love.
スタンダールの名言
人生のほとんどすべての不幸は、自分に関することがらについて、あやまった考え方をするところから生じる。できごとを健全に判断することは、幸福への大きな第一歩である。
Almost all our misfortunes in life come from the wrong notions we have about the things that happen to us. To know men thoroughly, to judge events sanely, is, therefore, a great step towards happiness.
スタンダールの名言
人はあらゆるものを孤独の中で獲得することができるが、性格は別である。
One can acquire everything in solitude – except character.
スタンダールの名言
恋は他の感情とは違って、未来の期待よりも、過ぎ去った過去の記憶ほうがつねにまさるのである。
In love, unlike most other passions, the recollection of what you have had and lost is always better than what you can hope for in the future.
スタンダールの名言
恋の喜びはいつも、不安の大きさに比例する。
The pleasures of love are always in proportion to our fears.
スタンダールの名言
美は、幸福の約束にすぎない。
Beauty is nothing other than the promise of happiness.
スタンダールの名言
人生はあまりにも短く、そして退屈し浪費した時間は決して取り戻すことができないのだ。
Life is too short, and the time we waste in yawning never can be regained.
スタンダールの名言
歴史家に必要な第一の要件は、発明するという能力を持たないことだ。
The first qualification for a historian is to have no ability to invent.
スタンダールの名言
女に愛されていることが確かであると、男は、彼女が他の女より美しいか、美しくないかを検討する。女心がわからないと、顔の事など考える暇がない。
スタンダールの名言
上品ぶった態度は貪欲の一種であり、最悪の貪欲である。
Prudery is a kind of avarice, the worst of all.
スタンダールの名言
愛は私の人生で最も大切なものであり、唯一のものであろう。
Love has always been the most important business in my life; I should say the only one.
スタンダールの名言
私は自分の尊敬するものしかおそれない。
スタンダールの名言
絶世の美人は二日目にはそれほど人を驚かさない。彼女の値打ちは誰にでもわかり、装飾品になっているのだから、彼女たちの恋人のリストには馬鹿のほうが多く数えられるに違いない。王族とか百万長者とか。
スタンダールの名言
君が僕を愛していなくてもかまわない。とにかく僕は、僕ら二人のために愛することはできる。
If you don’t love me, it does not matter, anyway I can love for both of us.
スタンダールの名言
恋には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。
スタンダールの名言
愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ。
スタンダールの名言
男は、俗っぽい女が与え得るすべてのものを受け取るより、いつの日か愛する女に気に入られるという、きわめて当てにならない機会を夢見るほうを好む。
スタンダールの名言
一目で惚れられるためには、男の顔の中に、何かしら、相手の女性に尊敬させるものと同時に、憐憫の情を感じさせる何かがなくてはならないのである。
To be loved at first sight, a man should have at the same time something to respect and something to pity in his face.
スタンダールの名言
広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ。
スタンダールの名言
少しでも気取った男は不幸である。たとえ恋しているときでも、ありったけの才知を傾けても、自分の有利な点の四分の三を失う。一瞬でもつい気取ってしまうと一分後にはしらけた瞬間がやってくる。
スタンダールの名言
偉人は鷲のようなものだ。高く上れば上るほど、人からは見えなくなる。孤独は偉大になるための代償なのだ。
A great man is like an eagle; the higher he goes, the less you see of him, and loneliness is the price he pays for being great.
スタンダールの名言
友情には恋愛と同様に勘違いがある。
Friendship has its illusions no less than love.
スタンダールの名言
恋が生まれるまでは、美貌が看板として必要である。
スタンダールの名言
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